SEAGULLIV COLUMN




安全な水を追い求めた探究者の物語 vol.1 出会いと確信 シーガルフォー日本導入の原点

シーガルフォー浄水システムのメーカー、米国ゼネラルエコロジー社。その日本総代理店を務めるのが、グランドデュークス株式会社の代表・引地正修である。実は、日本でシーガルフォーの販売を始めたのは、現代表の父・引地正訓(たかくに)だった。

今回の対談では、これまであまり語られることのなかった“シーガルフォー日本上陸の舞台裏”を、引地代表の証言をもとにたどる。その道のりは、決して平坦なものではなかった。

インタビュアー(以下:聞き手)
グランドデュークス株式会社 代表・引地(以下:引地)

投稿日:Nov 1、 2025   |  読了:3分  

ハワイから届いた「安全な水」の知らせ

聞き手:お父様がシーガルフォーに出会われた当時のことを覚えていらっしゃいますか?

引地:ええ。もともとハワイのホノルルで親戚がシーガルフォーを販売していたんです。当時から非常に評判がよくて、ハワイは島国ですし、水質が悪い。郊外は農業が中心なので、現地の人も観光客もみんな水を気にしていました。

親戚が月10ドルくらいでレンタルを始めたら、どんどん借り手が増えていって。「これ、日本でもいけるんじゃないか?」と父に話がきたんです。

(参考)ハワイには129以上の火山があり、活動に伴って有毒物質や重金属が水源に流れ込む可能性がある。また老朽化した配管や、農業による殺虫剤、除草剤、肥料の水源浸出も水質汚染の要因として懸念されていた。

父の興味を引いた「0.4ミクロン」という数値

聞き手:お父様が特に関心を持たれたポイントは?

引地「浄化フィルターの物理的関門の最大値が0.4ミクロン」――これを聞いたとき、父は衝撃を受けたようです。

もともとアメリカでやっていた別の仕事で、ウォータージェットという機械を扱っていました。加圧された水を小さい穴を通して得られる細い水流で、切断加工を行う機械です。それで微細な穴と圧力の関係に詳しかった。

(左写真)ウォータージェットの技術



100ミクロン(0.1 mm)程度の穴に1トンの高圧をかけると水でものを切ることができる。それすら奇跡的な技術だったのに、それが0.4ミクロン(0.0004mm)の関門というのは信じられない数値だったわけです。

「もしそれが本当なら、とんでもない技術だ」と。理系的な興味から確信を得た瞬間でした。

とは言ったものの、当時はメーカーのウェブサイトもなく、案内も小さな紙のリーフレットのような英語の説明があるだけ。しかも、アメリカと日本では、蛇口の規格もねじ山ピッチも違う。配管工でもなかった父が、家庭の蛇口につけるまでは苦労の連続でした。

初めて飲んだ“味のない水”

聞き手:実際に初めて試飲されたときはいかがでしたか。

引地:はい。当時、私が高校生で、デモ機を持ち帰ってきた父に「飲んでみろ」と言われました。すると、「味がない。(笑)」それまで飲み慣れていた水道水の塩素の匂い、それが「水の味」だと思っていたんです。ところが、シーガルフォーを通した水を飲んでみたら――カルキの匂いがなく、味がない。だから、「不思議だな・・・」と思っていました。

それからしばらく、ボトルに入れたものを冷蔵庫で冷やして飲んでいたんですが、1か月後に再び水道水を飲もうとしたら、もう戻れない。飲めなくなっていましたね。これが最初の体験です。

(右写真)ハワイで引地正修 [グランドデュークス現代表] と父正訓

- vol.2では、70年代・80年代の市場での逆境と戦う日々について、をお送りします。

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