浄水器/きよら特設ページ「朝の水が"生活の質"を支える大切な理由」
topへ戻る


ドクターが語る水とアンチエイジングの密接な関係

ドクターが語る水とアンチエイジングの密接な関係

朝の水が"生活の質 -Quality of Life-"
を支える大切な理由

―朝、水を飲むことは健康にいいと言われます。
医師、特にアンチエイジングの専門家から見て、
朝の水はどのような意味やメリットがあるのでしょう?

朝に水を飲むことは、健康にとても重要です。今回は"朝と水"のお話を進める前段として、そもそも水が体の中でどんな働きをしているのか?朝の体はどんな状態にあるのか?というところから話をしていきたいと思います。

まず、人間の体の約60%は水分です。これは体重60㎏の成人男性なら36㎏にも上り、かなりの量と言えます。

そして、ここから1日に排出される水は約2.5L。内訳は、尿と便で1.5L、汗と呼吸で約1L。汗と呼吸で失われる水が、意外に多く感じられると思います。

1日に必要な水の摂取量も同じ約2.5L。内訳は飲み水が一番多く1.2Lですが、食事から摂取する水も1Lあり、このバランスも一つのポイントとなります。

こうして同量の水が毎日入れ替わる中で、人間の生命活動を支えているわけです。

体内の水の役割としてよく知られているのが、「体温の調整」「体の隅々への栄養素と酸素の供給」「尿や便などによる老廃物の排出」。これに加え、水は代謝やホルモンと深く関わり、総合的な意味でのアンチエイジング(抗加齢)にも大きな影響を与えているのです。

―水を飲むことが、アンチエイジングに関係すると?

そうです。まず、水を飲むほど代謝がよくなることは確かです。

1日1.5Lの水を飲むと、それだけ で約48キロカロリーの熱を消費します。1年に換算すると1万7000キロカロリーになるわけで、実際、水を飲むと痩せやすくなるという研究もあります。

また、水は加齢と直接関係しています。多くの場合、歳を取るとホルモンが低下しますが、代表例が抗利尿ホルモンの減少。体に水を貯める力が落ちるため、衝撃を吸収する筋肉のみずみずしさが失われて膝が痛くなったり、夜トイレに起きることで眠りが浅くなる原因の一つとも言われています。

朝は"断食明け" 脱水を避けるためにも水を飲むことが必要

―今、睡眠の話が出ました。朝の水につながりますか?

ええ。これは英語のBreakfast(ブレックファスト)からお話をさせていただきます。

ブレックファストは朝食の意味ですが、もともとはBreak(破る)+fast(断食)。断食を破るという表現から生まれた言葉です。

実際その通りで、前日の夕食から朝食まではある種の断食期間。特に睡眠中は水を飲めない一方、汗と呼吸で体から水分が排出されていますから、起床時は体内の水分バランスが負に傾き、脱水状態に近づきがちなわけです。

起きるとき、脱水状態だとどうなるか? 人間の臓器の中で実に20%ものエネルギーを消費するのは脳です。脳へ血流を送ろうとして血管が締まり、血圧が上がる。その時、もし動脈硬化が進んでいたら…。夜中や朝に、高齢者の脳梗塞や脳出血が起こりやすい一つの理由が、脱水にあります。

また、脱水は脳機能を低下させることから、認知症などに影響を及ぼす可能性も否定できません。

その意味で、朝に水を飲むことは年齢に関わらず大切なわけですが、特にシルバー層や高齢者では絶対に飲まなければいけないと言えます。

―朝に飲む水の温度は、常温、白湯などお薦めがありますか?

常温でも白湯でも、ご自分の飲みやすい温度であれば十分です。

繰り返しになりますが、朝は何よりも水分を取ることが重要。胃が動くということは筋肉の蠕動(ぜんどう)運動なので、脱水状態では栄養もよく吸収できません。

シーガルフォーで"食べる水"も安全できよらかに

―最後に食事を含めた朝ごはんについて、
健康に役立つアドバイスがあれば教えてください。

朝食はお一人ずつの習慣性があり、体調も関係するため、あくまでも一般論としてお答えします。

まず、人間はエネルギーとして糖が必要なので、炭水化物はあっていいでしょう。

ブロッコリーやキャベツなどアブラナ科の野菜は腸が動きやすくなりますし、植物性乳酸菌を含んだ漬け物などは腸内環境を整えてくれます。

小松菜など苦味のある野菜、胡麻、海苔などは日本人が不足しがちなマグネシウムが豊富で、卵は少量でも必須アミノ酸を補ってくれます。

そして、やはり水です。私たちは1日の水分摂取量の40%、1Lもの水を食事から取っているわけで、その水は絶対に安全なことが理想。

私が飲む水、煮る、炊く、蒸すなどの料理にはもちろん、野菜を洗うにもシーガルフォーの水を使っているのはそのためです。

大友 博之

渋谷セントラルクリニック 総院長
  • 日本抗加齢医学会専門医
  • 欧州抗加齢医学会専門医
  • 日本麻酔科学会専門医
  •  
  • 食を医学するサイト
  • 「イシペディア」編集長としては
  • 役立つ情報を発信中。
  • イシペディア ishipedia.jp

次ページ
"シーガルフォー的生活 有機造りの生味噌"へ

【目次へ戻る】

Instagram

FaceBook

You Tube